こんにちは、MA理系オンラインです。
今日は英単語集の紹介です。こちらです。税別1000円です。
レベルは早慶入門
関先生によると「早慶入門」だそうです。つまり早慶レベルを受験するなら、他の単語集を利用するなど補強する必要があります。共通テスト、中堅私大なら十分です。
見出し語は2155語。「4500」ということはこれで英単語は万全とは言えなさそうです。僕の印象では「ターゲット1900」や「システム英単語」にレベル的には見劣りする感じです。
しかし、他にはない新傾向の単語を収録しています。SNSに関連する単語などです。
これはあくまで僕の意見ですが、単語集で覚えるのはこの「Stock4500」までにしておいて、残りは長文を通じて賄うのもありではないでしょうか。
工夫の宝庫
本書の特徴の１つは単語を難易度順にこだわらず、覚えやすさを優先して配置していることです。
例えば、前半は文法をテーマにして、動詞を使われる文型毎に分けて並べてあるなどです。「これらの動詞は第５文型で使われる」のような感じです。これにより単語を覚えるのと同時に、文章の中での使われ方まで覚えられるので、より生きた知識として獲得することができます。
他には「グラフで使われる単語」や「多義語」というカテゴリーもあり、その単語がどのような形で出題されるのかを知ることができます。
また、「ライティングで使える単語」「スピーキングで使える単語」などにアイコンがついており、「ライティングに使える単語」のみを拾いながら学習することもできます。アイコンは全部で７種類あります。著者がいかに１つ１つの単語にこだわりを持っているのかが察せられます。
最大の特徴「記憶ブースター」
「ブースター」とは「高める」という意味です。この単語集では１つ１つの単語の右に「記憶ブースター」として、その単語の覚え方や解説が載っています。中には語呂合わせ的なものも載っていますが、語源の理解や日常で使うカタカナ語との関係を知ることにより、単語を記憶しやすくなります。
本当に2155語の見出し語すべてに２～４行の解説がついています。これはすごい！
１日100～200語覚えるのがオススメ
前回のブログでお伝えしたように、１日100～200語の単語を1週間毎日覚えていくのがオススメです。200語なら３か月弱で終えることができます。100語なら半年弱です。
ちなみに僕は1日120語ずつ覚えました。毎日続けると習慣になっていくのでそこまでしんどくは感じませんでしたよ。
１日の量はやりながら調節していくと良いと思います。
もし、この「Stock4500」が難しいと感じたら姉妹編の「Stock3000」からスタートするのもありです。3000の方は基本の単語が多く収録されています。コンセプトは4500と全く同じです。
英語に自信がない人はStock3000→Stock4500の学習はかなりオススメです。この２冊をやれば文法的にも得るものが大きく、確実に英語力がアップするはずです。
まずは単語、というのは本当
前回もお話した通り、単語を覚えることで英語の理解力向上も望めます。英語の成績が伸びない、という人は単語の勉強をちゃんとしていますか？やってるという人は反復の回数は十分ですか？
このStockのシリーズは覚える際の負担をなるべく軽く、でも確実に英語の力をつけるための工夫がされた素晴らしい単語集だと思います。
今までなかなか単語がうまく覚えられなかった、という人はStockを使って覚えてみませんか？
今日はここまでです。ご覧いただきありがとうございました。
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