「すぐに改善する」疲れない・通る声の出し方

お久しぶりです。新年最初のブログです。本年もどうかよろしくお願いいたします。
今回はいつもと趣向を変えて、どちらかというと指導者向けの内容になります。塾講師や声を出す仕事をされている方で、「声が通らない」とか「すぐにのどが疲れてしまいパフォーマンスが出ない」という悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?僕も長年この悩みを抱え、ずっと様々な本やネットを参考にして色々試してきましたが、ようやく最近「これだ!」というものにたどり着き、かなり発声が改善されたと思います。例えば飲食店で注文するときも店員の方に伝わりやすくなったと変化を感じています。
始めに断っておきたいのは、個人差はあるでしょうからこれで必ず改善するという訳ではありません。人によって通る声が出ない原因はさまざまだと思います。また、僕はもともと全く声が通らない人でした。ですから、そこそこ声が出せる方には参考にならないかも知れません。

結論:ズバリ「口を横に広げる」

結論は結局これでした。次のYouTubeを参考にしました。


是非ご覧いただければと思うのですが、動画では指を横に加えた状態で声を出すというものでした。それをするということは、つまりは口を横に広げて発声しているなと感じました。逆に言えば、僕は普段口を縦に開くという意識しかなかったことに気づきました。大きく口を開いているつもりでも、横の動きがなかったために、喉を閉めていたのかも知れませんね。
とりあえずこの意識さえすれば、一瞬で通った声を出す感覚が得られました。皆さんも是非やってみてください!
それでは次はこれと併せて実践してみるとよい意識を紹介します。

軟口蓋に響かせる

以下の動画が参考になりました。

特に2つ目の動画は話声をメインにした内容で、呼吸とセットで声を出す方法で、とても分かりやすいものでした。一瞬で変化を感じることができました。1つ目は声帯の使い方をうまくするというもので、やや難しいかも知れませんが、声帯の位置を改めて確認したり勉強になりました。エクササイズがあり、これを長期間行うと変化を感じることができるかも知れません。僕もやらないと💦
結局、2つとも軟口蓋に響かせて声を出すというところにつながって行くんだと思います。軟口蓋をご存じない方はお調べください。

発声方法に関する注意点

僕も昔から、発声に関する本を買い漁ったり、動画を見て勉強しましたが、多くのものは歌唱用なんですよね。そのため、特別大きな声を出し、声の通りをよくするために腹筋を鍛えた方がいいとか、横隔膜の使い方を工夫した方がいいとか、喉を広げるといったテクニカルなものが多いです。
しかし、例えば下手に喉を広げる意識をすると、結局力が入ってしまい喉声になります。上で紹介した3つの動画のうち、2つ目の動画の中で、「声帯よりも下を使うと喉越えになります」と言ってました。思ったよりも喉の上の方を使って声を出しているんだなと思いました。そこで軟口蓋に響かせるという感覚が正しいのかなと思うんですが、変に意識すると結局入れてはいけない部分に力が入ります。そこで最終的には「口の開き方が一番大切だなという結論になりました。

ここまでたどり着くのに10年以上はかかりましたね(笑)
何かをうまくなろうと思ったら、不断の努力が必要な場合がありますが、自分の先入感を取り去り、まずは言う通りにしてみると一気に景色が変わったりしますよね。難しいものです。

今回はここまでです。声に悩みがある方は是非参考にされてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました