『牧島央武の1冊読むだけで 生物の基本&解法が面白いほど身につく本』/KADOKAWA

お久しぶりです(笑)これから参考書などのレビュー中心にブログを再開したいなと思っています。

今回は『牧島央武の1冊読むだけで 生物の基本&解法が面白いほど身につく本』/KADOKAWA

を紹介します。

使用時期など

基本的には受験生が最初の1冊、もしくは他の演習書と同時平行に使うのが良いかなと思います。

レベルはそれほど高くはありませんが、全く生物を勉強したことがないと厳しいでしょう。生物を受験で使用するなら学校で生物の授業を受けたでしょうから、いきなりこの本に入っても難しいと感じることはないのかなと思います。

特長

まずはコンパクトさでしょう。生物の参考書と言えば、分厚い本に知識がぎっしりというイメージがあると思いますが、この本は見開き2ページに問題とその答え、さらにポイントが割としっかり書いてあります。全部で271ページと少ないですよね。でもこのポイントを頭に入れるだけでもかなり入試に対応できると思います。さすがに全部という訳にはいきませんが、このまとめのうまさには脱帽です。ポイントが載ってる分問題の解説は簡素なことは否めません。ただ、その簡素さゆえに問題の解法を主体的に考えるざるを得ないので、生物の問題を解く思考力が鍛えられるのではないでしょうか。

個人的には併用がおすすめ

この本を終えるのに時間はかかりません。1日10ページ進めるのは容易なので、1ヶ月もあれば1周することができます。ただし、1ヶ月かけると大半は忘れてしまうので、実際には繰り返し知識を定着させながら進めるべきでしょう。

また、この本だけでは演習量が不十分なので、個人的には、

単元ごとに、この本で知識をざっくり入れる→他の演習で知識を定着させる

という流れが良いと思います。

教科書か詳しい参考書はあった方が良い

この本の特長は、コンパクトに受験に最低限必要な知識を習得できる点にあると思います。ただ、生物の勉強をしていると疑問点が出てくると思います。その解消のための教材は用意しておいた方が良いでしょう。ネットを使うのは良いですが、高校生物と用語の使い方が違う場合があるので注意が必要です。

今回は以上です。読んでいただきありがとうございました。少しでも皆さんの助けになればと思います。

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